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【インタビュー】血が、汗が、涙が、デザインできるか

JAN. 12, 2021

——血が、汗が、涙が、デザインできるか。そう強く問いかけるのは、東京都現代美術館で開催されている展覧会「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。

——血が、汗が、涙が、デザインできるか。そう強く問いかけるのは、東京都現代美術館で開催されている展覧会「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。同展は、アートディレクターやデザイナーとして多岐に渡る分野で新しい時代を切り開き、世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1939年〜2012年)の世界初となる大規模回顧展。初期の広告キャンペーンから、映画やオペラ、演劇、サーカス、ミュージック・ビデオ、オリンピックのプロジェクトに至るまで石岡の共同制作(コラボレーション)による仕事の数々が展示されている。コラボレーションという言葉は、90年代に流行した「裏原ブーム」から生み出されたという言説があるが、石岡瑛子展のキュレーターを担当した東京都現代美術館学芸員 藪前知子は「石岡さんが70年代に"コラボレーション"という言葉を使用していた」と指摘する。コロナ禍による延期を経て開催された、"コラボ"の生みの親 石岡瑛子展の見所やキュレーションへの想い、寄せられている感想などについて聞いた。

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